
平成27年度遮熱効果の実験の準備状況写真です。


バラスを囲む準備ができました。ちなみに、深さは10センチです。


次は、断熱材(JISA9511ビーズ法ポリスチレンフォームA類保温版4号)で厚みは50mmです。


次は防水材DS-230フレックスのかくはんの、作業です。


次は、防水材の上に断熱材を貼る作業です。(外断熱工法)

次は断熱材の上に歩行用としてのコンクリート平板を
敷き詰める状況写真です。

次に深さ10センチのバラス(砕石)ですが、最大寸法40mmmで
単位容積質量は約1.6トン/m3です。

熱電対の設置状況です。


平成27年度遮熱効果の実験の状況写真及び
各、測定位置の断面図です。
NO1は無対策で、NO2は白の遮熱塗料です。
NO3はバラスで、NO4は断熱材の上に平板ブロック
敷きで、NO5は断熱材の上は平板なしの状態です。
NO6は遮熱ブロックサンガードホワイト(6年経過)で
NO7は遮熱ブロックサンガードホワイト2で
今年生産されました比較的新しい商品で
遮熱ブロックの経年変化によるデータの違いを
見るために設置をいたしました。

平成27年5月30日の各屋根スラブ表面温度のグラフです。

平成27年5月30日の外気温及び、バラス、断熱材
遮熱ブロックサンガードホワイトの屋根スラブ表面温度の
グラフですが、意外にも、バラスの遮熱効果の高いのには
驚きました。
遮熱ブロックは一日をとうして外気温以下で、日較差は1.5度
と一番小さな値で、次に断熱材、外気温、バラスとなっています。
又、無対策(遮熱対策無し)では17.9度と高く
大きな日差しを受け、屋根スラブは蓄熱をいたしております。
今回は、断熱材やバラスといった、異なる遮蔽材での実験です。
屋外での実験で、亜熱帯の沖縄県では何が有利な遮熱方法か
わかってくるのではないかと思います。
これから沖縄地方は長い夏季をむかえますが
中間期や冬季のデータを、一年をとうして
取得して行きたいと思います。